東大合格への道「受験のプロ」になる〜受験生活を自己管理することの重要性 | |
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東大理系受験総論
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東大コラム
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科目別受験対策法
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「受験のプロ」と言うと、有名予備校の名物教師を思い浮かべるかもしれませんが、 ここでは受験生の皆さんを想定しています。 「えっ、自分が受験のプロになるの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、まさにそうです! 受験で勝利を収める一番の近道は、自らが受験のプロになることです。 自分こそが自分の病気の一番の名医である、というのと似ています。 自分のことは自分が一番よく知っているというのは1つの真理で、自分の得意な部分と苦手な部分は細かい部分を含めれば、 自分が一番よく把握しています。だからどの科目のどの分野をどのように補強するか、または伸ばすかは、 最終的には自分で決めるべきもので、これを他人任せにすることはできないわけです。 そのようなマネージメント力で秀でることが合格に近づく大きな要因になります。 指導法もノウハウも予備校や学校の教えるままを鵜呑みにしていては、 大半の人は合格はおぼつかないでしょう。 東大合格者を数十人以上輩出している超名門高校や名門予備校の 東大進学コースの場合は、指導法や周囲の秀才たちの独特の勉強法を自ら取り入れて、 効率の良い東大受験対策を講じることができる場合もありますが、 その場合にも、自分に合った方法は細かい部分を含めると1人1人異なるはずで、 東大合格を勝ち取った受験生は、それぞれが工夫に工夫を重ねながら、自分に合った効率の良い勉強法を編み出して 東大合格の実力を付けてきた人たちと言えます。 不幸にして周囲に東大を目指すクラスメートがいない、学校でも東大受験の指導ができる先生がいない環境の大半の人たちが 東大合格レベルに到達するには、自らが東大に合格するための自分に合った 勉強法を自らの手で編み出さなければなりません。これは一筋縄ではいかない大変な難題です。 僕の母校のように東大合格者が数人という高校の場合は、学校のノウハウも確立されたものではなく、 手探り状態であることも少なくありません。場合によっては学校から伝授されるノウハウそのものが明らかに間違った 的外れなものである場合も多々あります。まさに僕の高校がそういう状態でした。 そのような環境の中で、東大合格レベルに到達するのは大変な難事業となります。 ここで「東大に合格する」とは書かずに、あえて「東大合格レベルに到達する」と書いたのには訳があります。 実際に「東大に合格する」のは、「まぐれ」があり得ますし、実際に僕の母校でも「まぐれ」で合格する人が 少なくありませんでした。しかし東大に何としても合格したいと願う皆さんの場合、 この「まぐれ」に期待するのでは少々心もとないと思います。 可能であれば「東大合格レベルに到達する」=「東大2次試験を模した模擬試験でA判定またはB判定を安定して獲得する」 という状態に自分の学力を引き上げたいものです。 これにはノウハウというものがあるのですが、不幸にして僕の母校にはそのようなノウハウは存在しませんでした。 僕の母校には僕以外にも、東大2次試験形式の模試でA判定またはそれに近い判定を連発している人も極めて少数ながらいましたが、 彼らは僕と同様、学校の指導方針を鵜呑みにせず、自らの冷静な自己分析とマネージメント力で 自らの置かれた状況を的確に判断し、自らに最も適したノウハウをその経験を通して蓄積してきた人たちだと思います。 僕のように母校に東大合格レベルに到達できる学力を身に付けるノウハウやシステムが確立されていない場合には、 母校に頼るのではなく、駿台の東大進学コースなどに入って東大を目指すというのも有力な方法ではありますが、 指導者は受験生1人1人の得意な分野、弱点など細かい部分までは把握できるはずもなく、また受験生1人1人に割ける時間にも限りがあるため、 結局は自分自身で東大に合格できる勉強法を考案・確立して、得点力アップを図らなければなりません。 当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、これは非常に大切なことです。 合格するためには、当然のことながら1科目だけ得点が伸びても合計点を超えることはできず、 入試科目の総合得点を伸ばさなければなりません。 各科目の先生は、自分の科目の得点を伸ばすことには熱心ですが(これで教師としての力量が図られるわけですから 当然と言えば当然ですが)、他の科目の得点については無関心で、 場合によっては自分の科目の得点が伸びれば他の科目の得点が低下してもそれで良しと考えてしまいますが、 これでは生徒1人1人の総合得点力は伸び悩んでしまい、本末転倒です。 つまり総合得点力を伸ばすためには先生に依存するのではなく自らの判断のもとに勉強を進めていく必要があるわけです。 入学試験の全科目を俯瞰して、どの科目のどの分野にどの程度の時間と労力をかけるかどうかは、 受験生である皆さんの賢明な判断にゆだねられているわけです。 場合によっては、受験科目への勉強時間の配分はアンバランスであることが正解であることもあります。 合格最低点の低い試験ほど、得意科目や得意分野が突出している人が受かりやすいですが、 センター試験などのように平均点の高い試験では苦手科目・苦手分野があるとその部分で足を引っ張ってしまい、総合得点が伸び悩んでしまいます。 このようなことは皆さん一人一人が考えるべき問題です。 受験のプロになるというのは、そういう意味です。 自分の受験生活を自らの手で構築していくマネージメント力が求められるというわけです。 これは学力とは異質のようにも感じられますが、自らの学力、得意な部分・弱点を把握する冷静な判断力と そこから何をどのように勉強すれば得点力が向上するかを見極め実行していくというプロセスが重要で、 これができることが本当の「頭の良さ」と言えます。 やみくもに暗記するだけでなく、目標を設定し、そこに達するには何をどの程度やればよいのかを考える、 そのようなことができなければ、ノウハウのない地方や田舎の学校の生徒が東大合格レベルに到達するのは困難と思います。 他のページでも述べているように、僕はこの町始まって以来の東大合格者ですが、 このような田舎の辺境の地で地元の黎明期の進学校で間違った指導法を受けながらも東大に合格できたのは、 得意科目の数学と物理が突出していたことに加えて、上述したような意識を持って自分の受験生活をうまく マネージメントできたからだと思います。 そのノウハウの詳細については、このサイトで詳しく述べていく予定です。
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