東大合格への道【東大入試必勝法】入学試験合格とは合格最低点(ボーダーライン)を超えること | |
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東大理系受験総論
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東大コラム
・東大とはどのようなところか?・駒場キャンパス:若者の街・渋谷・原宿が至近距離 ・本郷キャンパス:赤門、三四郎池、安田講堂がある ・東大生の一般的特徴〜多芸で頭の回転が速い ・東大に入った後の勉強 ・進振り(進学振り分け)の現実 ・東大生家庭教師の時給 ・東大に入ることのメリット・デメリット ・これは面白い!東大ローカル用語解説
科目別受験対策法
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試験に合格するということを、非常に難しい物事と考えてしまう方がいますが、 このページのタイトルに書いたように、合格するということは必ずしも入学試験で好成績を収めることではなく、 合格最低点を超えること、ただそれだけです。 「ただそれだけ」と言っても、それが難しいんだよ、 何を当たり前のことを、と思う方もいると思いますが、 受験勉強に没頭していると、ともするとこの当たり前すぎる事実を忘れがちになりますので、 このような事実を再認識していただきたいがために、このようなページを設けました。 もちろん入学試験の合格点は、大学・学部・学科毎に異なりますし、同じ大学・学部・学科の試験でも、 年ごとに多少の変動があります。大学側は毎年おおよそ前年と同様の難易度の問題を出題してきますが、 それでも受験生のレベル、意図しない難易度の変動を避けることは難しく、 その必然的な結果として、毎年、合格最低点は多少の変動を伴います。 しかしそれでも合格の目安というのは存在します。 その目安が受験生の皆さんが合格作戦を立てる上で極めて重要になります。 高校受験と違い、多くの受験生は自分の実力よりも上の志望校を目標にします。 従って合格作戦を立てる時点では、多くの場合その志望校の合格ラインには達していないことがほとんどだと思いますし、 当サイトにお越し下さった皆さんは東大を目指している方が大半だと思いますので、 それを前提に話を進めていきます。 多くの受験生にとって東大合格圏内に到達することは、かなりの難事業というのが一般的な認識だと思います。 得意科目、得意分野を伸ばし、苦手科目を克服する、そしてどの科目のどの分野でも満遍なく高得点を挙げられるようにしなければならない、 と難しく考えて、自ら合格のハードルを上げて絶望してしまう方がいますが、 東大に合格することでさえ、そこまでは必要ありません。 何と言っても、東大の入試の場合は、センター試験よりも2次試験が圧倒的に重視されていますし、 東大理科T類の場合、その2次試験の合格最低点の目安は50%の得点です。440点満点ですので、合格最低点はおおよそ220点となります。 高得点の争いになる他の大学の入試の場合、苦手科目の失点が大きく響きますが、 東大の2次試験の場合は難易度が高く、50%の得点率で合否が決まることから、苦手科目の失点を得意科目でカバーする余地が大いにありえます。 得意科目と苦手科目がはっきりしていて差が大きい人は2次試験向き、苦手科目がなく満遍なく得点できる人はセンター試験向きと 大まかに大別することができます。そして僕のように、数学、物理が得意で国語が大の苦手という人は、 圧倒的に2次試験タイプと言えます。国語は苦手でも東大2次試験の国語は不思議と半分の40点前後は得点できるような問題で、 得意な人と苦手な人とで差がつきにくい問題であることも僕に大いに味方していました。 これは他のページでも述べる予定です。 東大理科T類を目指したい皆さんは、とにかく東大2次試験で220点を超えるには、どの科目で何点を目指すか、 具体的な数値目標を定めることにまず取り組んで下さい。 まず東大の過去問を眺めてみて、自分なら何点まで取れそうか、ということを考えてみてください。 僕が通っていた高校では「天才たちと競争する必要はない。数学と物理は最低限の点数を確保して英語と化学でそこそこ稼いで合格最低ラインで滑り込め」 と担任の先生が繰り返し言っていました。そう言っている割に、具体的な数値目標は提示されず、 合格最低ラインで滑り込むためのノウハウも全く伝授されず、極めて漠然としたコメントに終始していたのは残念という他ないです。 凡人が東大に合格するためには、東大合格レベル(できればA判定レベル)に到達した凡人の体験談が何より重要のはずですが、 高校の先生たちの中に、そのような人はおろか東大卒など1人もいなかったわけですから、東大合格者を出すための指導そのものに 無理があったと言わざるを得ません。 僕が当時の担任の先生の立場だったならば、そのようには指導しませんし、この僕自身を東大現役合格に導くことができたであろうと思います。 大学受験で良い結果を出させるには、生徒1人1人に「滑り込め」という「押しつけ」指導をしてはならず、自らの指導で結果を出して、 自信を付けさせ、さらに上を目指そうと積極的にやる気を出させるような指導をすべきです。 「滑り込め」でも結構ですが、それでは仮に運よく東大にかろうじて滑り込めたとしても、 「どうせ俺はギリギリで滑り込んだだけだからな」と卑屈になってしまうのではないかと思うわけです。 僕も仮に現役で東大に合格していたら、僕はこの中では劣等生だという認識で4年間を過ごすことになっていたのではないかと 思うのですが、僕は一浪してA判定を連発したおかげで、自信を取り戻してから東大に入ったため、 そのような事態にはならなかったのは、むしろ幸運であったと思います。 この話題は次の「滑り込みセーフを狙うことの是非」で詳しく取り上げたいと思います。
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