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医師になりたい社会人が急増中

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医師になりたい社会人が急増中

こちらに来られた皆さんは、やはり医師になりたいと思っているか、医師という職業に興味を持っている方が大半だと思います。 あるいは僕と同じように学士編入試験合格者として、他の学士編入試験経験者の体験記を読み歩き回っている人種でしょうか?

医師という職業は今も昔も人気が高いのですが、最近、特に社会人で医師への転向を目指す方がにわかに増えています。

「医師になる」というのは、最も分かりやすい「成功の形」

医師という職業は、疾患の診断・治療、健康増進に貢献することで人々の健康で幸せな暮らしを実現し支えるという理念に基づいた 素晴らしい職業ですし、最高レベルの社会的地位、それに見合った収入が得られること、周囲の尊敬・崇拝を集められることが ほぼ絶対的に約束されるという意味でも「間違いのない」「堅い」職業です。 より現実的な言い方をすれば、医師免許1つあれば、絶対に食いはぐれることがないと言い切ってもよいほどです。 医師になるということは、最も分かりやすい「人生成功」の形と言ってもよいと思います。

医師になりたい社会人が急増している背景:日本全体の景気の低迷・低賃金化・学士編入制度の導入

しかし、もしそれが医師を目指したいと思う動機だとすれば、 そのような現実と一般の認識は今も昔も変わらないわけですから、 これは最近10年〜15年の間、医師を目指す社会人は急増していることを 説明できる理由にはならないはずです。

医師を目指す社会人が増えているのは、やはり昨今の日本全体の就職難、低賃金化、生きにくさと深い関係があるように思えます。 そしてそのような時代の風潮からか、大学側も「学士編入」という制度を導入して、わずかながら門戸を開き始めたことも 医学部を目指す社会人が増えた大きな要因になっているのではないかと思います。

このように言う僕も、大学院から就職した大手電機メーカーが非常に不景気で先行き不透明となり、僕自身もやりがいがなく低賃金で 人間関係も最悪な職場の中でストレスが極大に達し、結局、我慢に我慢を重ねた挙句、最終的に自己退職という英断をするに至りました。 そして自分の生きる道を模索した結果、医学部に入って医師を目指すことを決心するに至りました。

皆さんは医師を目指すもっと積極的な理由や動機があると思いますが、とにかく今の日本全体を覆う閉塞感は 何とも形容しがたいものがあります。今や、高学歴で有能な人が必ずしも人生で成功するとは限らない、いや成功する可能性が低いという 非常に不透明な時代になってしまいました。 そのような、実力もあり、かつては高学力を誇っていた「地頭」のよい皆さんが、 最も分かりやすい「成功の形」を求めて、医師を目指すのは分かるような気がします。

医師を目指す社会人の人種は色々

今、述べたのは医師になりたい1つの人種を示したにすぎず、他にも色々な経歴を持つ人たちが医師を目指しているようです。 高学歴・高学力のメリットがなく行き詰っている人、受験生時代、医学部を目指したが学力的に届かず他学部に進学したものの、やはり医師になりたい 気持ちがくすぶっている人、看護師・薬剤師・理学療法士など医療職に就いて数年間働いてきたが、医療現場では医師のみに許された裁量の大きさに 愕然とし、また医師が「先生、先生」と崇められる現実を目の当たりにして、「これじゃ医師を目指すしかない」と思い、一念発起した人、 何をやってもうまくいかず、「人生詰んだ」と嘆き、悲嘆のどん底からの起死回生を狙う人、etc・・・

理由は色々あるようですが、要するに医師になりたいという情熱を燃やした社会人がにわかに増えているという現実があります。

医学部に入るという至上命題を掲げた熱き闘い・・・医学部は今も昔も狭き門ですが、それを突破するための通常の「一般入試」というルートと、 最近、門戸を開き、文系の学部卒の人たちにも合格のチャンスがある「学士編入試験」というマイナーなルート、 その特徴の概要と詳細をこれから説明していきたいと思います。

「門戸を開いている」とは言っても、医学部はやはり狭き門で、ごく一部の秀才のみに与えられた特権という厳しい現実は変わらないと思います。 「身の程知らずの挑戦」では勝算は立たず泥沼化する可能性もあり、医学部を目指す以上、十分勝算が見込める作戦を立てなければなりません。 幸い、学士編入試験は大学毎にバラエティーに富んでおり、中には皆さんの入りやすい大学があるかもしれません。

当サイトでは、医学部学士編入試験合格者・成功者としての僕自身の体験と、そこから得られた学士編入試験合格の可能性を上げる方法について、 僕自身の持論を語っていきたいと思います。

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