IBJ・真剣交際1回目で相手スパイ確定・終了へ【婚活事件簿13】

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 IBJ・スパイ容疑女性と真剣交際1回目で終了
 

前回は、CASEFの35歳女性のお見合いについて簡単に振り返った後、主に仮交際1回目の状況についてお話ししました。

嫌いな食べ物、最も好きな作家・作品、好きな動物が全て完全一致し、「運命の出会い」のように偽装して 仮交際1回目で真剣交際の申し込み、偶然にしてもあまりにも偶然過ぎて、全てレールが敷かれているような不自然さを感じ、 様々な状況から、これは偶然ではなく必然で、何らかの意図を持った相手側の策略、罠と考え、 交際終了を決意したという話をしました。

今回は既に交際終了を決意した上での真剣交際1回目のお話をします。

交際終了が決まっているのであれば、真剣交際1回目で相手に会うのは徒労ではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、 僕はそうは思っていませんでした。そのような「目」で相手の挙動を観察し、不審な点を確認してこようと考えていたからです。

メールでの連絡で次回の真剣交際1回目は、翌週8月14日(日)、東京スカイツリーで午前11時からの予定となりました。

 真剣交際1回目
 

当日、東京スカイツリー駅の改札口に待ち合わせ10分前に到着すると、既にこの人は出口で待っていました。 笑顔はなくこちらをのぞき込むような表情に気味悪さを感じました。そういう「目」で見ていたから余計気になったのだと思います。

まずすみだ水族館へ。お盆の時期に重なり、入口前に長蛇の列ができていました。

僕はこの人の挙動を観察するのみで、自分からは話しかけず、相手がどのような話題を出してくるのかを じっと観察することにしました。というのも自分から話題を出してしまうと、相手がそれに応じて自然な流れができてしまい、 取れる情報が少なくなってしまうと判断したからです。

相手も警戒しているのか、口を開くことはなく、気まずい沈黙が襲ってきました。 これも情報のためだと考え、僕もその沈黙に耐えました。

入館料は大人1人2000円程度だったと思いますが、僕が相手の分も持ちました。相手からのお礼の言葉はありませんでした。 入館後も沈黙が続きました。こちらは意図をもって口を堅く閉ざしているのですが、 相手も警戒しているのか、全く口を開きませんでした。

昼食時になり、高層階(31階、32階だったか)のレストランにも行きましたが、どこも1時間以上待ちでした。 仕方なく下に降りて、色々レストランを回りましたが、全て長蛇の列で、完全に昼食難民状態でした。 30分ほど歩きまわった後、再び31階、32階に上がり、 全てしらみつぶしに当たったところ、やっと空席を見つけ、そこに滑り込みました。

 相手はピアノ演奏を聴く耳なし、こちらのピアノ演奏に関心示さず
 

相手からは、「私もプロフィールを書いてきました」と言って、それを僕に手渡しました。

これは「返報性の法則」という心理学上の法則名がついていて、相手に何かをしてもらうと返礼をしたくなるという 法則です。「どうせ別れるんだから、こんなものは要らないのに」とこの時は思いましたが、 これは相手を調査する上で何よりも貴重な情報となりました。

僕は前回渡したプロフィールについて、どのような感想が聞けるのかに興味がありました。

相手女性からの最初の反応は次のようなものでした。

「〇〇さんのピアノ演奏を聴きました。聴いた曲の名前をここにメモしてきました。 私はピアノのことは全く分からないんですけど、この中ではどの曲が一番難しいですか?」 という非常に的外れの質問です。「え?何それ?そういう質問??」と僕は心の中で大きく首を傾げました。

もっと大きなリアクションがあると思っていたので、この相手の反応には完全に肩透かしを食わされた形になりました。

以前、このピアノ演奏サイトが医師仲間や知人に知れ渡ったことがありますが、 その時は例外なく、皆、驚きの反応でした。

「うちの娘もピアノを習っているんですけど、あのピアノがどうやったらこうなるのか、 あの延長線上にあるとは思えない、異次元の演奏」とか「医者なんかやってないでピアニストになっちゃえばいいのに」とか、 とにかく聴いた人は僕を見る目が全く変わってしまう・・・ 「ショパン演奏」というサイトで公開している僕のピアノ演奏には、そういうインパクトがあるようです。

それを知っているだけに、相手の女性からの反応がほとんどないことに、むしろ大きな違和感を覚えました。

しかも、この女性は上級のヴァイオリン弾きなのだから、ピアノ演奏を聴く耳、良しあしを聞き分ける耳は あるはずですが、僕のピアノ演奏にはほとんど無反応で、このような的外れの質問をしてきたということは、 そもそも上級のヴァイオリン弾きという前提も疑わなければならない状況とも言えます。

確かに僕の演奏も完璧ではなく至らない部分が多々あるのは 自分でも認めますが、かなりのレベルに達しているという自負がありますので、 この人のこのような反応は残念という他ありませんでした。

 こちらの詳細プロフィールに全く関心示さず
 

また僕のサイトのプロフィールの感想も聞きたいと思い、 「ホームページにある僕のプロフィールは読んでもらえましたか?」と質問しましたが、読んでいないようでした。

このプロフィールには、僕という人間のピアノに対する向き合い方、人生に対する向き合い方が詰まっていて、 僕を真剣交際の相手と本気で考えているのであれば、そのような相手にとって 貴重な情報源のはずですから、まず真っ先に穴か開くほどに読み込むところです。

しかしそういうことをしないということは、相手は僕に対してそこまでの関心を持っていないということです。

つまり「真剣交際」というのは形だけのもので、相手は僕を将来の結婚相手の候補として見ていないということが、 このことから分かります。

通常、「真剣交際」というのは成婚直前であるというのが婚活者の間での常識ですが、 「真剣交際」のステータスでありながら、結婚する気持ちがないということは、「真剣交際」は結婚を「目的」としたものではなく、 何かを行うための「手段」であるということです。

相手の言動からここまで分析・検証し、背後にいるはずの担当者Xの成りすましの存在を強く意識しました。 担当者Xの成りすまし、彼らは僕に対して何かを企んでいる、僕に何か不利益なことをするための手先として、 この女性を僕に仕向けたのだ、と確信しました。

そしてこの後、担当者Xを問い詰めると、担当者Xの返答に次第にほころびが見え始め、 その事実の一端を示す言葉が次々に出てくることになりました。 収拾がつかなくなり、事態を収めるために、別の人物を捏造するなど、相手の傷が一気に広がっていきます(後述)。

 IBJ・真剣交際1回目でお別れ、交際終了へ
 

昼食が終わり、そろそろという時間になったときに、相手からは「次にまたお会いしたいんですけど、ご予定はどうですか?」と 聞いてきたのですが、僕は「暑くなってまた患者が増えてきて、忙しくなってきました。これからは日曜日も呼び出される可能性が 高いので、次はいつ会えるか分からないです」と答えました。

まだ午後の早い時間でしたが、この状況であればこれ以上、相手女性と時間を過ごすのは 無意味であるばかりか、デメリットにもなりかねないと判断し、帰宅することにしました。 つまり相手の女性は僕を将来の結婚相手として真剣に考えているのではなく、 それ以外の何らかの目的で僕に接触してきている、という確証が得られたということです。

僕は「今日はもう疲れました」と言い、東京スカイツリー駅構内に入っていきました。

本当はあまり疲れていなかったのですが、空いているレストランを探し回って、東京スカイツリーの中を歩き回ったので、 「疲れた」というのはこの場合、もっともな「口実」となりました。

相手もそこについてきました。 「また連絡してもいいですか?」と聞いてきたので、僕は「いいですよ」と普通に笑顔で答えましたが、 僕はこの後、この人との連絡は一切しないと心に決めていました。

これがこの人との最後の顔合わせになりました。

 相手女性にとって今回の「真剣交際」の真の目的は?
 

今回の「真剣交際1回目」の相手女性の状況を分析します。

「真剣交際」というのは結婚を前提とした、婚活におけるラストステージで、 相手が結婚相手として相応しいかどうかを見極める最終段階です。 お互い結婚相手として本気で考えているのであれば、相手の価値観、考え方、ものの見方、生き方、その他、 判断材料になりそうなものは何でも集めたくなるはずです。 通常の方法で収集できる情報だけでは不十分として、興信所やスパイを利用して情報収集するケースも多いようです。

僕は相手への配慮から、「僕はこういう人間です」ということが分かるように、 僕が運営するショパンサイト(ショピニストへの道、ショパン演奏)のURLを記載した紙を相手に渡したのは 前述した通りです。しかし相手女性は、サイトの記載内容(プロフィールなど)や僕自身の ピアノ演奏には全く関心を持っていない、つまり、こちらへの興味が全くないことが判明しました。

この事実から、相手女性は僕を将来の結婚相手として本気で考えていたわけではない、 ということも、かなり高い確率で言えるという話もしました。

相手女性が僕のことを将来の結婚相手になり得る人として本気で考えていたのであれば、 本気で僕のことを知ろうとするはずですが、相手にはその姿勢がなかったということです。

つまり、相手女性は「真剣交際」に進めながら、僕のことを将来の結婚相手になり得る人として 本気で考えていなかった、つまり、この場合の「真剣交際」は、相手女性にとって、 僕との結婚を目的としたものではなかったというのが、 この状況から導き出される奇妙な結論となります。

それなら相手女性にとって今回の「真剣交際」の真の目的は何だったのかという疑問が浮上します。

少なくとも相手女性の態度を見れば、その目的は「僕とさらに親しくなること」、「僕のことをより深く知ること」 ではないことは明らかです。ここは正直僕も「分からない」というしかなかったのですが、 前回のCASEDの女性を担当者Xがかばったという前例もあり、このケースの場合も、 担当者Xの幻影が見え隠れしているような気がして、漠然とした恐怖を感じていました。

この人と交際を続けたら、僕の身に何か良くないことが起こりそう、という悪い予感がしました。

これは漠然とはしていても僕の中では確信に近い直感でした。

僕はその直感を信じることにし、当初の予定通り、今後、この人との連絡は一切しないことにしました。

 アヴェニュー東京(IBJ)担当者Xと相手女性は結託していた?今後の予告編
 

8月14日(日)に会ってから、相手女性からの連絡は幸いにしてしばらくありませんでしたが、 1週間後にメールが1通、届きました。それだけでなくその同じ時間帯に担当者Xからも交際管理画面上にコメントがありました。

この後、こちらの予想通り、担当者Xはこの相手女性をかばい、こちらを非難・攻撃してきました。

状況から考えれば、相手女性は初めから僕を結婚相手の候補として見ていなかったにもかかわらず、 「真剣交際」というキーワードを出して僕を釣り、僕の結婚願望を弄んだとも言える状況で、 相手女性が加害者、こちらが被害者のはずです。

担当者Xからは「〇〇様(相手女性)は傷ついており」と相手女性をいたわり、こちらを非難するコメントがあったのですが、 本当に傷ついたのは僕の方で、この担当者Xの僕に対するコメントは筋違いも甚だしいものでした。

そこで担当者Xに対して、「今回の件では私も傷つきました」と訴えましたが、 それに対する同情や声掛けのコメントは一言もありませんでした。

この後、相手女性側は事実と異なる申告をし(つまり嘘をつき)、 こちらを非難してきましたが、それに対して僕が担当者Xに事実を述べて抗議したところ、 担当者Xは正当なこちらを擁護すべきところ、逆に相手女性をかばい、こちらを非難・攻撃してきました(→後述)。

その理由について担当者Xに再三質問しましたが、「理由は特にない」として質問には答えてもらえませんでした。 色々言葉を変えて問い詰めると、辻褄の合わない無意味な返答が返ってくるのみでした。(→後述)

予想されていたことですが、担当者Xが裏でこの状況を操っていたことが徐々に明らかとなってきました。 僕の「直感」、「悪い予感」は正しかったということです。

次は、担当者Xが不適切発言や詭弁で僕を非難・攻撃し、僕が正論で対抗し論破する様子を、 実際のやり取りを引用しながら、説明していきます。

その過程で担当者X、犯罪者の悪質さが浮き彫りになってきます。

次はスパイ容疑相手を巡りアヴェニュー東京(IBJ)担当者Xと論争へ【婚活事件簿14】へ。

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